CM Biomass Partnersは、EUにおける持続可能なグリーンエネルギー・ソリューションの需要の高まりと2020年 EU 再生可能エネルギー指令(RED)の目標に対応するために2009年に設立されました。当社は設立当初から、商品取引、輸送、倉庫管理、木質ペレットの袋詰などで長年の実績を持つCMグループとの密接なつながりから恩恵を受けてきました。一方で、サプライヤーが持続可能性の要件を満たすための支援は、重要かつ急速に成長している課題でもあります。
重要なトレーダー
当社は、大きな生産者や公共事業体から小さな地域生産者や流通業者にいたるまで、さまざまなクライアントと取引を行なっており、工業用パレットのほかに高級ペレットも取り扱っています。現在、当社は年間200万トン以上の木質ペレットを取り扱っており、独立系木質ペレット商社としては世界最大級の規模を誇っています。さらに、最近では、ひまわり殻ペレット、ピーナッツ殻ペレット、オリーブケーキペレットなど、その他のバイオマスの取引も増やしています。
バイオマス専門の大きなチーム
現在、CM Biomass Partnersは、ロシア、ラトビア、デンマーク、スウェーデン、ドイツ、英国、オランダ、イタリア、米国で40名ほどの専門家を雇用しています。用船契約や財務などの関連サービスについては、CM BiomassはCMグループの関連チームを活用しています。
ターンキーソリューション
CM Biomass Partnersは、CMグループの理念である「お客さまにターンキーソリューションを提供し、すべての関係者のリスクを最小限に抑える」ことを目指しています。競争力のある柔軟なソリューションを確保するために、船舶、河船、鉄道、コンテナ、トラックを含むマルチモーダルな物流ソリューションを、バルク、ビッグバッグ、スモールバッグで実施しています。生産者は1年中、毎月のように製品を必要としますが、多くのバイヤーは暖かい季節にしか製品を必要としないため、市場の季節的な性質は、物流や倉庫管理における積極的な役割の必要性を示唆しています。
オーナーシップ
2021年、United Shipping & Trading Company(USTC)はCM Biomassの株式の過半数を取得し、USTCは海運・貿易業界におけるグローバルな勢力としての地位を確立しました。USTCはCM Biomassの60%を所有しています。残りの40%はCM Biomassの創業者一族と主要幹部が所有しています。
CM Biomassは、石油・エネルギー、運送・物流、船舶保有、リスクマネジメント、ITなど、USTCの世界的な事業ポートフォリオの中で、独立した事業体を形成しています。
USTCは、1876年にデンマークのフレデリシアで設立されました。今日、この家族経営のグループは、Bunker Holding、SDK FREJA、Uni-Tankers、Selected Car Group、Unit ITなどの有名企業で構成されており、世界中に約130のオフィスを持ち、約3,500人の社員が働いています。www.ustc.dk